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上記の表の通り、風邪はほとんどが手や指などを介する接触感染です。例えば、風邪の人が鼻水などに触れた手で触ったところを、別の人が触れ、その手で自分の鼻などを触ると感染します。一方、インフルエンザウィルスは、感染した人のくしゃみやせきにより、空気中に撒き散らされたウィルスを吸い込むことで感染する空気感染です。接触感染より空気感染の方が広く感染しやすく、流行しやすいのです。
症状ではインフルエンザの方が高熱になり、乳幼児では時に40度を越すこともあります。さらに風邪ではみられない「筋肉や関節の痛み・全身のだるさ」が現れるのが特徴です。
また、SARS(Severe Acute Respiratory Syndrome)という日本では「重症急性呼吸器症候群」 と呼ばれる感染症があります。主な症状としては、38度以上の発熱などインフルエンザに似ていますが、数日たつと急に、痰が少なく乾いた咳、息切れ、呼吸困難などで、胸部レントゲン写真で肺炎などの所見が見られます。また、頭痛、悪寒、食欲不振、全身倦怠感、下痢、意識混濁などの症状が見られることもあります。流行地への旅行、あるいは発症した人に接近しないといった対策が必要です。初期症状がインフルエンザと似ているため、混同しないことが大切です。 |