| 3.尿を出す薬と出にくくなる薬を一緒に飲んでいたBさん。 |
これも健康づくり大会の薬相談コーナーでの話。高血圧の薬を3種類飲んでいたBさん。薬剤師がお薬を確認したところ、尿を出す薬と出にくくなる薬を一緒に飲んでいました。話を聞いてみると、別々のお医者さんからもらっているとのこと。一つは降圧利尿剤のフロセミド(血圧が高かったり足がむくんだりした時に尿をだして血圧を下げたりむくみをとる薬)、もう一つは頻尿改善剤の塩酸プロベリンでした。Bさんはフロセミドを飲み始めてからトイレが近くなり、我慢できなくなったので別の医院を受診しました。その際、フロセミドを飲んでいることを内緒にしていたために医師は塩酸プロベリンを処方しました。その結果、Bさんは反対の効果を持つ薬を一緒に飲み続けていたのです。
このケースの場合、フロセミドの量を減らす、あるいは血圧の変動に注意しながら違うタイプの降圧剤に変えてもらう必要がありました。つまり、同じ医師に相談していれば解決されていたはずです。また、仮に今回のケースのように違う医院を受診したとしても、いま飲んでいる薬を医師にきちんと話すことが大切です。 |
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| 4.知らないうちに眠たくなる薬が4種類も・・ |
「風邪薬を飲んだら、もう眠たくて仕事が出きない」とある日Aさんがこう言って薬局に飛び込んできた。良く聞いてみると、Aさんは、胃潰瘍と更年期障害で内科と婦人科から出された6種類の薬を飲んでいました。その中で眠気の出る可能性のある薬が3種類(安定剤、鎮痙剤、自律神経調整剤)あったのですが、今までは眠気がそれほど日常生活に悪影響を与えることなく、うまくコントロールされていました。ところが、風邪をひいて鼻水が止まらないので家にあった鼻水止めを飲んだところ、この鼻水止めにも眠くなる成分が含まれていたために、結果として4種類の眠くなる薬が重なってしまい、「もう眠たくて・・」という状態になってしまったわけです。このケースの場合は、薬剤師が婦人科のドクターに連絡を取り鼻水の症状が止まるまで自律神経調整剤を休薬することで改善されました。眠たくなる薬はたくさんありますので知らずに薬が原因で眠い状態になっているケースも少なくありません。眠気などで何らかの支障が生じている場合には、薬も確認しておきましょう。 |
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