タバコの害2
毎年五月三十一日は「世界禁煙デー」。これは、 WHO( 世界保健機構 ) が「世界の人に喫煙と健康問題の認識を深め、適切なたばこ対策を求める」ことを目的に 1987 年に制定されました。日本においても、平成十五年五月施行の健康増進法により、事務所その他多数の人が利用する施設を管理する人に対して、受動喫煙の防止策を講じることが努力義務化されました。喫煙は、周囲の人にもストレスや健康に影響を与えるため、“個人的な嗜好”ではすまされない“社会的な問題”となっています。
 

よく「禁煙すると太るって本当?」て聞かれます。「確かに、禁煙すると食事がおいしくなり、つい食べ過ぎてしまい、体重が増える人もいますが、体を動かしたり、食生活に気を付けることで体重増加は防げますよ」とお答えしています。

「軽いタバコのほうが危ない」 って知っていますか? 普段ニコチン 1.2mg の銘柄を吸っている人が、低ニコチン (0.4mg) に切り替えた時の一酸化炭素ヘモグロビン濃度は、軽いタバコのほうが値が高くなる実験データがあります。一酸化炭素はタバコに火をつけた際に発生するガス成分の一つで、体内に入ってヘモグロビンと結合します。軽い分本数を増やす結果になったかもしれませんね。

 

よく 空気清浄機 を設置すれば安心して喫煙できるとおっしゃる方がいますが、実際測定した結果、有害物質の一割程度しか除去出来ているにすぎません。一酸化炭素やダイオキシンなどガス相に含まれるものはほとんどが浄化されることなく排気口から周囲に撒き散らされていま す。

 

最後にタバコによる火災 は、全火災の一割を占め、放火についで 2 番目に多い出火原因で、損害額においては、 123 億円で全体の一位です。 ( 平成13年中 )これだけの リスク をまだ続けますか。吸っていない人までが被害をうけています。愛する家族のために一度タバコを見直しませんか。